投稿日:2021-12-26
- <スクリーンショットを撮ってメール送付したい>
- <スクリーンショット撮影とメール送付が面倒>
- <スマホ自動化アプリMacrodroidとWebサービスアプリIFTTTの利用>
- <利用者が行うこと>
- <備考>
- <参考資料>
<スクリーンショットを撮ってメール送付したい>
スマホを利用しているとスマホ画面のスクリーンショットを撮り、それをメールで送りたいということがよくあります。
1:アプリ利用で操作方法が分からなくなった時に、その画面を送って操作方法を質問する
2:アプリ利用でエラーが発生した時に、そのエラー画面を関係者に送る
3:ブログなどにアプリの操作説明の画像として追加する
<スクリーンショット撮影とメール送付が面倒>
Android の場合ですが、スクリーンショットを撮影してその画像をメールで送信するという作業は、一般的なAndroidでの方法ではかなり面倒です。
【一般的なAndroidでの操作方法】
1:電源ボタンと音量ダウンボタンを同時に長押しする[これが、なかなかうまくできない]
2:出力されたスクリーンショットをファイルマネージャーなどで探し、それを選択して共有機能でメールの宛先を指定して送信する[ファイルがどこにあるか案外わからない]
【今回紹介する操作方法[どちらか好きなほう]】
①↱📱↲:スマホをシェイク[振り]する
②<📱>:スマホをフリップ[反転]する
<スマホ自動化アプリMacrodroidとWebサービスアプリIFTTTの利用>
何故こんなに簡単にスクリーンショットが撮れて、それをメール送信できるのかと言うと、スマホ自動化アプリMacrodroidとWebサービスアプリIFTTTを利用するからです。
1:スマホ自動化アプリMacrodroidが行うこと
スマホのイベントを監視して、シェイク/フリップされたことを検知したら、スクリーンショットを撮る。
↱📱↲ / <📱> ➜ [Macrodroidマクロ] ➜ 📱🖼️
2:WebサービスアプリIFTTTが行うこと
スマホのイベントを監視して、スクリーンショットが撮られたら撮影したものを添付ファイルにして、指定された宛先に送信する。
📱🖼️ ➜ [IFTTTアプレット] ➜ 📱📧with🖼️
<利用者が行うこと>
1:スマホ自動化アプリMacrodroid
①アプリMacrodroidのダウンロードとインストール
②アプリMacrodroidの「テンプレート」メニューを選択し、検索機能「🔍」で「スクショ」を検索する。
③『「スクショbyシェイク」マクロまたは「スクショbyフリップ」マクロ』を選択し、マクロ追加ボタン「≡+」をクリックする。
2:WebサービスアプリIFTTT
①アプリIFTTTのダウンロードとインストール
②アプリIFTTTで以下の通り、アプレットを作成する。
(a)アプリIFTTTを起動し、「作成する」ボタンをクリックする。
(b)もし何があったら[IF Then]で、『「Android Photos」トリガーサービスの「最新スクリーンショットが撮られたら」トリガー』を指定する。
(c)次に、そうなったら[Then That]で、『「Email」アクションサービスの「最新スクリーンショットを添付して、指定したメールアドレス宛にメール送信」アクション』を指定する。
これで、以下のアプレットが完成です。「タイトルを編集する」を選択すると、日本語文章にも変更可能です。
[例]スクリーンショットが撮られたら、自分宛にメールする。
実際に運用する場合には、宛先は自分宛てにして送り、それを必要な人に転送する形にしたほうが良いでしょう。撮ったスクリーンショットによって、メール本文などが変わるでしょうから。
如何でしょうか。簡単な手間で、自動化が図れたのではないでしょうか?
<備考>
(1)<利用者が行うこと>での『XXXXX』の箇所は、『MacrodroidまたはIFTTTで既に機能が実装されているか、あるいは既にユーザーにより機能が提供されているという意味で、選択するか一部を追加指定するだけで良い機能』ということになります。
①「スクショbyシェイク」及び「スクショbyフリップ」マクロ[Macrodroidユーザーにより提供されている機能]
②「Android Photos」トリガーサービスの「最新スクリーンショットが撮られたら」トリガー[IFTTTで既に提供されている機能]
③「Email」アクションサービスの「最新スクリーンショットを添付して、指定したメールアドレス宛にメール送信」アクション[IFTTTで既に提供されている機能]
(2)WebサービスアプリIFTTTは、iPhoneでも利用可能です。iPhoneでも何らかの方法で、スマホ動作検知ができれば、その機能とここで紹介した方法で自動化が可能でしょう。