slowjoggerのブログ

徐走人の雑記帳

MacroDroidによるスマホの自動化

投稿日:2021-11-28 更新日:2021-12-26

<MacroDroidとは何か>

MacroDroidというアプリをご存知でしょうか?
アンドロイド限定ですが、スマホの自動化を行うアプリです。「トリガー」と「アクション」と「条件」という3つの基本的な項目を設定して、動作させます。
「トリガー」は、スマホ機器本体で発生するイベントのことで、スマホで行いたい処理があるとき、その処理を開始するきっかけを指定します。例えば、「電話の着信」や「音量ボタン操作」など。
「アクション」は、トリガー発動時に、スマホ機器本体で実行する動作を指定します。例えば、「メールを送信」や「スクリーンショットを撮る」など。
「条件」は、トリガーを発動させるための必要な条件です。これは、必要があれば指定します。
 これらの項目を指定して一つのマクロを作成します。つまり、マクロというのは、スマホ機器本体にどのようなイベントがあったときに、どのような動作や処理を行うかというMacroDroidの基本単位です。

 このアプリには無料版と有料版があり、無料版は「マクロの数が5つまで」という制限と「広告が表示される」という制限があります。

<MacroDroidの特徴や印象など>

「トリガー」に指定できるイベントは10種類ほどに分類されていて、「アクション」も17種類ほどに分類されていて多くの数があります。
 かなり直感的にイベントや動作を指定できる一方で、「アクション」にはIF文や繰返し文や変数なども使って、簡単なプログラムを作ることも可能です。便利なアプリで、色々な自動化ができそうです。
 また、他人の作ったマクロも利用可能で、「テンプレート」というところにアップロードされていて、それをダウンロードしてそのまま使うこともできるし、自分用に変更して使うこともできます。私の気に入っていて使っているマクロは、「YouTube : 自動スキップ広告 🚫 V2」というマクロで、ユーチューブの広告を自動スキップしてくれるものです。
 

<自作マクロのアップロード>

 もし自分で作ったもので他の人にも役立ちそうなマクロができたら、それを簡単にアップロードもできます。
 私も1つマクロを作ってアップロードしました。「スクショbyシェイク」という名前で、名前の通りスマホをシェイク[振り]するとその時のスクリーンショットスマホに保存するというものです。
 これは、アンドロイドでのスクリーンショット取得がやりにくいと感じていて、もっと簡単な操作でスクリーンショットを撮りたいと思い、作ったものです。このマクロ作成は簡単で、説明文作成を含めてほんの4〜5分で完成しました。
 完成した「スクショbyシェイク」マクロが以下です。当然ながら、このマクロを実行して[スマホを一振りして]撮ったスクリーンショットです。
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[追記]
2021-12-26追記
「スクショbyシェイク」に加えて、「スクショbyフリップ」も登録済みです。機能としては、スマホをフリップ[反転]するとその時のスクリーンショットスマホに保存するというものです。
「スクショbyフリップ」マクロは以下です。当然ながら、このマクロを実行して[スマホを反転して]撮ったスクリーンショットです。
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