slowjoggerのブログ

徐走人の雑記帳

マイナポータルへの問合せ:問合せ内容と残念な回答

投稿日:2024-02-19 更新:2024-02-19

<マイナポータルへの問合せ窓口>

 マイナポータルには、Web上で簡単に問合せできることをご存知だろうか?マイナポータルにログインし、「お問い合せ」から簡単に問合せできる。回答も同じページで確認できる。
 一方、現状の保険証は2024-12に廃止されることになった。好むと好まざるに関わらず、それ以降はマイナ保険証を使わざるを得ない。そこで、マイナ保険証についての素朴な質問をしてみた。
 実際に問合せをしてその回答を貰ったので、それを紹介したい。回答まで4〜5日掛かるので気長に待つ必要がある。

<具体的な質問とその回答>

 以下の通り。
<質問>2024年2月14日 13:14
 マイナカードの代わりにスマホ電子証明書を利用したスマホのみでのマイナ保険証サービスを提供する予定はありますか?あれば、提供予定時期を教えて下さい。

<回答>2024年2月18日 19:50
 お問い合わせいただきありがとうございます。恐れ入りますが、マイナポータルでは、お問い合わせいただいたサービスを提供する予定はございません。

<残念な回答>

 残念な回答である。今の時代、スマホのみで電車やバスに乗ったり、様々な支払いができるようになっている。「マイナ保険証のみが物理カードを利用しなければならない」理由はないと考える。セキュリティの観点からもマイナンバーカードを持ち歩く必要がなく、より安全にマイナ保険証が使えるようになると思う。

<追伸:マイナポータルの残念な回答の理由らしきもの>2024-02-19 追加

 一般社会ではできていることが何故、デジタル庁所管のマイナポータルではできない(しない)のかを考えてみた。
 まず、技術的な問題ではないことは明らかだ。実際にマイナポータルのログインでは、スマホ電子証明書を利用したスマホで実現できている。そうすると、政治的や政策的な理由になるだろう。スマホでのログインは提供するが、スマホでのマイナ保険証を提供したくない理由は何か?
 以降は、徐走人の個人的な考えになる。当たっているか、外れているかは各自で判断して欲しい。
①各病院や診療所に導入中の読取り機が売れなくなってしまう。
②マイナ保険証の導入の理由は、利用者の利便性向上よりも関連企業を優遇することである。この方針から考えて、スマホのみでのマイナ保険証は考えられない。
③マイナカードを持ち歩かなくなって安全になるという考えがあるが、安全性は問題ではない。如何に税金を使って関連企業を優遇するかが重要である。