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徐走人の雑記帳

日本通信+楽天モバイル[またはpovo]:デュアルSIM運用時の費用見積りツール:auじぶんプラスでお釣がくるケースも

投稿日:2022-10-24 更新:2022-10-26

日本通信楽天モバイル[またはpovo]:デュアルSIM運用時の費用見積りツール>

 楽天モバイルが0円運用を廃止したことに伴い、「楽天モバイル+povoのデュアルSIM運用」から「日本通信+povoのデュアルSIM運用」に8月末で移行した。また、移行1週間後の使用感も述べた。

https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2022/08/31/091653
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2022/09/08/060644

 今回は、移行後に約2ヶ月が経った時点での分析をしてみたい。この移行は正解だったのかを機能面や費用面で考えてみる。費用分析用に費用見積りツールを作ってみた。このツールはGoogleシートで作っていて、以下の情報を入力欄に入力すると、自動的に費用を算出する。
日本通信Simの使用データ量[ギガ]
楽天モバイルの基本料&その他料金
③povoの基本料&その他料金
④Lineout利用の固定電話宛通話時間[分]
⑤Lineout利用の携帯電話宛通話時間[分]
auじぶん銀行じぶんプラス活用などによるPontaポイント取得数

日本通信楽天モバイル[またはpovo]:デュアルSIM運用時の費用見積りツール
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1gBlaTjxs2Qe51fJfxeJPXusyEKw45qigU-trPywSE2M/edit#gid=0

 このツールでは、入力欄の数値を変更することにより、ここをこう変えたら費用がいくらになるかを簡単に見積ることができる。例えば、以下など。
A:日本通信Simの使用データ量が2GBになったらどうなるか?
B:Lineout利用の固定電話宛通話時間を分単位で変更してみる。
C:Lineout利用の携帯電話宛通話時間を分単位で変更してみる。
D:さらに、「auじぶん銀行のじぶんプラス」などの活用で取得できるPontaポイント数を予測することにより、最終的に出費がいくらになるか?

上記のツールに既に入力されている数値は、以下の通り。
日本通信+povo:デュアルS IM運用>
 私の10月分の実際の収支の見通し。
 →262円の出費
日本通信楽天モバイル:デュアルS IM運用>
 私の10月分の実際の収支で、もしpovoの代わりに楽天モバイルを使っていたらどうなるか。
 →1273円の出費

<デュアルSIM運用時の費用見積りツール活用による分析>

上記ツールの入力欄を少し変えてみよう。「Pontaポイント:auじぶん銀行収入分」を変えてみる。
Pontaポイント:auじぶん銀行収入分」を555→1680に変えたらどうなるか?
(備考)
1680ポイントは、じぶんプラスのステージが最高ランク「プレミアム」だった場合の最高取得ポイント数。

日本通信+povo:デュアルS IM運用>
 →863円の収入
日本通信楽天モバイル:デュアルS IM運用>
 →397円の収入

 つまり、auじぶん銀行の「じぶんプラスのステージ」がプレミアムになると、現状の<日本通信+povo>の場合は出費ではなく863円の収入になり、<日本通信楽天モバイル>の場合にも397円の収入になる。
(備考)「日本通信:その他料金」の545円は留守番電話を日本通信のオプション機能を利用せずに、代わりに転送機能を利用したことによる出費なので、545→0円にして、算出した。

 どちらにしても、auじぶん銀行の「じぶんプラスのステージ」がプレミアムになれば、実質無料というか、僅かだが収入を得た上で、スマホを使えることになる。

<結論>

 上記分析のように実質0円が続くのであれば、より快適なスマホ環境にいた方が得ということになる。既に楽天モバイルから日本通信MNPしてしまったので、すぐに変えるつもりはないが、以下の方法を選ぶのが最適解だったのではないかと考える。
楽天モバイルから日本通信MNPせずに、楽天モバイルはそのまま残して、新規に日本通信を契約すべきだった。
auじぶん銀行の「じぶんプラスのステージ」をプレミアムにしてポイントを得ることにより、実質0円を確保する。

 この方法により、以下の快適なスマホ環境が続くことになる。
A:楽天モバイルを使い続けることにより、気兼ねなく電話かけ放題の環境が得られる。
B:留守番電話も引き続き使える。しかも、オプション料を払うことなく、操作性も日本通信のものより格段に優れている。
C:楽天ポイントの SPU(スーパーポイントアッププログラム) の恩恵も引き続き得られる。
D:povoはリスク管理のため日本通信のデータ使用量削減のために継続しているが、楽天モバイル日本通信のデュアルSIMならば、合計4GB利用できる。これならば、日本通信のデータ使用量削減目的は必要なくなる。
E:楽天モバイルの弱点である通信&通話品質が悪い場合は、日本通信またはLineoutを利用すればよい。

<注意事項>

 この算出ツールはかなり限定的な機能しか提供されていない。日本通信Simは合理的シンプル290のみにしか対応していない。さらに、例えば実際の楽天モバイルシステムは使用データギガ数によって、段階的に金額が変わるシステムだが、このツールは使用ギガ数などは考慮していない。また、通話定額などのオプション料金なども考慮していない。もし、それらを考慮して見積る場合は、それを直接入力欄に入力する必要がある。このツールを使ってみようという方は、これらのことを了解した上で使って欲しい。

<変更履歴>

2022-10-26更新:ツールの使い方を「使い方」シートに追加した。
2023-04-02更新:「日本通信:使用ギガ数」の「支出」「収支」欄の計算式の誤りを訂正した。