投稿日:2022-06-04
<通信業界のブラックリスト基準:現状のルールらしきもの>
通信業界には様々なブラックリスト基準があるらしい。例えば、iPhoneの激安販売などではキャリアの通信契約が条件になっている。しかし、契約後の継続期間の条件は明記されていない。なので、高額な通信費用を安くしたい利用者が、契約直後にサブブランドにMNPしたり、解約するという事象が起きることになる。噂ではブラックリストにならないための契約期間は、3ヶ月間とも6ヶ月間とも言われているが、明文化されていないのであくまでも憶測でしかない。また、ドコモからahamoへの即MNPはOKだが、auからpovoへの即MNPや、ソフトバンクからLINEMOへの即MNPはNGなどの噂もある。キャリアが決めることなので分からない。キャリアが全国に展開している携帯ショップの店員にも知らされていないらしい。なので、客が販売店で契約をしようと思い、手続きを進めようとしても、最後にはキャリアに確認しないといけない。これは極めて非効率ではないか?
<それぞれの立場からのブラックリストについての考察>
なぜ、キャリアはブラックリストの基準を明文化しないのだろうか?明文化されないことによるそれぞれの立場からの影響や思惑などを考えてみる。
(1)キャリア側
明文化しないほうが、何か都合が良いことでもあるのだろうか?考えられることとしては、明文化しなければ、時々の状況によって基準を自由に変えられて都合が良いということがあるかも知れない。しかし、携帯ショップからの承認可否の問合せなどに対応しなければならないという手間や経費など負担になる点もある。
(2)携帯ショップ側
明文化されていないことは、たぶん負担にしかならないと思われる。利用者からのブラックリスト基準に関する問合せに対する対応や、契約申請時の承認などに手間や経費が掛かる。
(3)利用者側
明文化されていないことは、利用者にとっては不安を生じさせる。その行為は許されるのか許されないのか分からない。都合の悪いことに、許されないことが分かるのはその行為をした直後ではなく、再度契約しようとしたときで、しかも何が悪かったのかの理由も明確ではない。多分、これかそれともあれかと想像することしかできない。