slowjoggerのブログ

徐走人の雑記帳

意味は分かるが日本語として今ひとつ[その2]:「新年あけましておめでとう」

投稿日:2024-01-03

<毎年、新年の挨拶でよく使われる「新年あけましておめでとう」について>

 「新年あけましておめでとう」という表現がよく使われる。これについて、考察してみたい。

 「あけまして」の前に略されている言葉は、多分「旧年が」だろう。今年は辰年なので、「卯年が」だろう。 また、「新年」の後に略されている言葉は、以下が考えられる。
①「になり」「になって」
②「を迎えて」
③「が」
 ③は多分、ない。今年は辰年だが、辰年が明けると巳年になってしまう。これだとまだ巳年でないので間違っているし、辰年産まれの人は辰年をスキップされてブチ切れる恐れがある。

 そうすると、①か②になるが、「新年になり」「新年になって」「新年を迎えて」もすべて、「旧年があけまして」と同じ意味になってしまう。いわゆる重複表現になる。言ってみれば、「新年あけまして」は「あけまして、あけまして」と言っているようなものである。
 このように考えると、「新年あけまして」は「あけおめ」より恥ずかしいかも知れない。

 近年では、あまりにも広く使われ過ぎたため、間違いとも言い切れないという意見があるようだが、できるだけ本来の正しい使い方をしていきたいと徐走人は考える。

 辰年産まれの人が辰年をスキップされて、彼または彼女または性別不明の人をブチ切れさせないためにも、考慮して頂けると嬉しい。辰年産まれの徐走人からのお願いである。

辰年をスキップされてブチ切れた結果、額の一部もブチギレた?」ポンパドール製2024年版干支パン
<追伸>

 残念ながら、大好きな東亜樹さんも使っていた。
https://www.youtube.com/watch?v=rXs_8KAj3B8
https://youtu.be/xc5wtdupgWs?si=G6OT8OZHygowxKu9