slowjoggerのブログ

徐走人の雑記帳

バイクの乗り換え検討中

投稿日:2025-04-20

<普段のバイク利用の目的と方法>

 現在、トリシティ155というバイクを利用している。オプションで専用のルーフとキャリアボックスを付けた。

 利用の目的と方法は、家から3km程度離れた場所にあるスーパーへの買物と、家から2km程度離れた場所にあるパン屋への買物である。遠出はほとんどしない。専用のルーフとキャリアボックスを付けたので、利用の目的と方法にマッチしていて快適である。というより、この利用の目的と方法に合わせてトリシティ155を購入した。

 一方、このバイクは結構重量があり、ルーフとキャリアボックスを含めると200kg程度になる。
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tricity155/spec.html

 この重さが結構こたえる。もちろん走行中は関係ないが、エンジンを止めて押す場合、平坦な道でも結構重い。上り坂では、少し斜度がきついと全力で押さないと動かない。以前、バッテリーがヘタったときに、家の車庫から出してエンジンを掛けようとしたが、エンジンが掛からなかったことがある。我家は坂の上にあり、車庫に戻すのに全力で押す必要があり、非常に苦労した経験がある。

 また、トリシティ155は前輪が2輪だが、バランスを崩すとコケることがある。実際、乗り始めに立ち転けしたことが何度かある。立ち転けすると、重さと前輪が2輪のせいで一人で立たせることが非常に難しかった。

 このバイクは全体的には気に入っていて、7∼8年利用してきたが、重さは辛い。この問題を解決したい。

<バイクの乗り換えを検討>

 バイクを乗り換えたいが、今までのトリシティ155が全体的には気に入っていたので、買い換え要件は結構厳しい。以下を満たす「もの」にしたい。
(要件1)今まで通り、スーパーやパン屋への買物が快適に行える。
(要件2)車両の重さに苦労したくない。
(要件3)できれば動力は、ガソリンから電気に変えたい。
(要件4)できれば立ち転けはしたくない。

 要件挙げで、乗り換えの「バイク🏍️」ではなく「もの」としたのは理由がある。「(要件4)できれば立ち転けはしたくない。」が厳し過ぎるので、「バイク🏍️」でなく「クルマ🚗」になる可能性がある。「クルマ🚗」になる場合、長いこと四輪車を運転していないので、更に厳しい次の要件が加わる。
(要件5)軽自動車を含め普通の乗用車は、車体が大きいので嫌だ。

 こんな厳しい要件を満たす乗物が、この世に存在するのか?
→存在した。次の2つ。
(候補1)
トヨタ 超小型BEV コムスP-Com
第一種原動機付自転車(ミニカー)
https://www.toyota-shouyousya.com/coms/specs/pcom/

(候補2)
河西商事 3人乗り電動バイク EQV CAMP
側車付軽二輪
https://store.shopping.yahoo.co.jp/kawanishisyouji/ev-2.html

<試乗したい>

 超小型BEVコムス「P-Com」も3人乗り電動バイク「EQV CAMP」も私にとって、まったく新しい乗物である。なので、実際に試乗して、どのような乗り心地&運転し心地なのかを確認したい。試乗もしないで仕様調べだけで購入を決めるのは、危険過ぎる。100万円近い買物だし、長いこと乗る予定なので、後悔したくない。私は神奈川県に住んでいるが、神奈川県で試乗できるところを探すのに苦労した。
(1)超小型BEVコムス「P-Com」の試乗
 最初、トヨタ車体が開発しているクルマなので、家から近いトヨタのディーラーであるウエインズトヨタに電話してみた。ところが、ウエインズトヨタでは超小型BEVコムスの試乗はやっていないという。
 そこで、トヨタモビリティ神奈川で試乗できるか電話で聞いてみた。できるらしい。しかし、神奈川県では試乗できるディーラーは、2∼3店舗しかないらしい。その中のトヨタモビリティ神奈川湘南台店で試乗予約した。
https://www.toyota-mobility-kanagawa.jp/lineup/coms

(2)3人乗り電動バイク「EQV CAMP」の試乗
 これはP-Com以上に試乗予約に苦労した。その理由や試乗予約できた経緯は、以下の通り。
①3人乗り電動バイク「EQV CAMP」という乗物が、知名度が低くてあまり知られていない。
②Webで調べると、ヤフーショッピングなどで購入できるが、試乗はできない。ようやく試乗可能な店を見つけたが、それは大阪にあるNEVラボだった。
https://www.nevlab-jp.com/
③一方、神奈川県茅ヶ崎にあるTuklar茅ヶ崎という店を見つけた。
https://www.tuklar.life/services-6
ここはWebで試乗予約できる。やったー☺️。喜び勇んで予約したが、「予約申込みを受付けたという自動受付完了報告メール」を受信したが、その時に約束された「空き状況を確認しており、すぐにご連絡いたします」が一向に実施されない😔。電話を掛けても一向に繋がらない😭。
④Tuklar茅ヶ崎での試乗は諦めて、NEVラボに電話してみた。大阪まで行っての試乗は難しい、関東地方での試乗イベントの予定はないかと尋ねるが、現状ないとのこと。もう試乗は無理かと諦めかけたところ、試しにTuklar茅ヶ崎とのやり取りを伝えると、「Tuklar茅ヶ崎はNEVラボの特約店になっている、試乗予約ができないのなら、NEVラボ経緯で試乗ができるように話をしてくれる」とのこと。話をしてくれるよう、お願いした。この時のNEVラボの話だと、Tuklar茅ヶ崎は特約店になって間もないこと、本業の別の仕事が今のところメインで、Tuklar茅ヶ崎に現状はあまり手が回っていないらしい。なるほど、Tuklar茅ヶ崎での試乗予約が上手くできない理由が分かった。
⑤NEVラボに電話してからすぐに、Tuklar茅ヶ崎から電話が掛かってきた。「Webで試乗予約したが予約できたかどうかが分からないし電話も繋がらない、NEVラボに連絡してTuklar茅ヶ崎がNEVラボの特約店であることを知った。NEVラボを通してTuklar茅ヶ崎での試乗予約をお願いした」ことを伝えた。すると、こちらの希望する日時に試乗予約することができた。

<実際の試乗:超小型BEVコムス「P-Com」>

 トヨタモビリティ神奈川湘南台店は、湘南台駅から5∼600mの場所にある。湘南台駅から歩いていくことにした。
 当初は、一般的な試乗のように店の外に出て運転するつもりだったが、あまりにも長い期間クルマを運転していないペーパードライバーだったため、駐車場内で運転してみて、外に出る自信ができたら外に出てみようと考えた。結局、駐車場内でバックを試したところで、外に出るのは危険と判断した。駐車場内での運転は、結局2∼30mだった。
 試乗で判明したことは、以下の通り。
①クルマは4輪で、アクセルやブレーキは足で操作する。
②オートマなので、ギアシフト操作はない。ニュートラル、ドライブ、バック変更は手で操作する。
③坂道で運転するとき、車重が大きい[420kg]せいか、しっかりアクセルを踏む必要がある。
④あまりにも長い期間クルマを運転していないペーパードライバーだったため、アクセルやブレーキを足で操作する運転には慣れない。

<実際の試乗:3人乗り電動バイク「EQV CAMP」>

 Tuklar茅ヶ崎茅ヶ崎駅から2km程度の場所にある。電話で予約したときに、店への行き方を尋ねると担当者から「せっかくなので後部座席の乗車を体験してはどうか」と勧められた。ということで、試乗当日に茅ヶ崎駅前で待ち合わせし、後部座席に乗せさせて貰った。試乗で判明したことは、以下の通り。
①運転方法はほぼバイクと同じで、足の操作はまったくない。
②バイクと違うところは、バックができることとハンドルブレーキがあることくらい。
③結構、馬力がある。
④街なかで試乗したが、Uターンできそうな駐車場を見つけ、バック操作も試した。バックするとき、後ろが画面に表示されるのが良い。
⑤普通のクルマのドアは少し乗り降りのときに面倒だと思うが、雨のときだけ閉めるレインガードならば面倒くさくない。
⑥1時間弱で、7∼10kmくらい試乗したか?バイクにはないバック運転は少し緊張した。慣れが必要だと思う。あまりにも慎重過ぎてゆっくり運転すると、後ろからのクルマやバイクの迷惑になりそう。少し勇気を出して、迷惑にならない程度のスピードで運転した。

<結論>

 超小型BEVコムス「P-Com」より3人乗り電動バイク「EQV CAMP」のほうが、私の運転技術に合っている。決めた。トリシティ155からの乗り換えは、EQV CAMPにしよう。

<備考>

(1)3人乗り電動バイク「EQV CAMP」の仕様などは、以下の通り。
①クルマのカテゴリーは、側車付軽二輪。運転免許は普通自動車免許[AT限定可]が必要。ステアリングはバイクと同じでバーハンドル
②車検や車庫証明は不要だが、陸運局に登録が必要。また、定期点検もすべき。ヘルメットは不要、交差点での2段階右折不要。シートベルトは推奨。
③家庭のコンセントで充電できる。
④最高速度は、55km/時間。
⑤後部座席に2人乗れる。
⑥価格は、オプションなしで913000円[消費税込み]。
(2)トリシティ155と3人乗り電動バイク「EQV CAMP」を比較してみた。
①トリシティ155を運転するには、普通自動車免許ではなく普通自動二輪の免許が必要。
②EQV CAMPの運転は、極めてバイクの運転感覚に近い。ただし、バック走行ができることと転倒の危険がほとんどないことが、バイクとの違い。
③「バイクの乗り換えを検討」節で、乗り換えの「バイク」ではなく「もの」とした理由が分かっただろうか?EQV CAMPは、極めて「バイク」に近い運転感覚で運転できるが、極めて「クルマ」に近い利便性を持つ「もの」でもある。
④トリシティ155は一応高速道度も走行可能である。EQV CAMPも一応高速道度も走行可能かも知れないが、説明書には「走行可能」とも「走行不能」とも書かれていないので、最高速度が低くあまり推奨していないのかも知れない。走行可能であったとしても、私自身は高速道度で利用するつもりはない。
(3)3人乗り電動バイク「EQV CAMP」という乗物に関して、いくつかの会社名が出てくる。NEVラボとの電話連絡などで分かったことをまとめると、以下の通り。
①河西商事 販売
②NEVラボ 製造とメンテナンス
③ユナイテッド・ソリューション 広報
https://e-qv.net/about-us/
④Tuklar茅ヶ崎 特約店
⑤ヤフーショッピングや楽天市場 Web特約店?