投稿日:2026-03-06 更新:2026-03-08
- <スマホ資格確認書の「掟破り」を試してみたい>
- <破ってみたいスマホ資格確認書に関する「掟」>
- <実施結果と感想>
- <実施結果についての考察>
- <今後の受診時のベストな資格確方法>
- <保険組合加入者の受診時の資格確認方法の更新>2026-03-08追記
- <参考資料>
<スマホ資格確認書の「掟破り」を試してみたい>
『受診時の資格確方法として私の場合はスマホ資格確認書がベストであり、スマホ資格確認書の「掟破り」を試してみたい』という記事を書いた。その記事で、「2026-03に毎月通院している眼科で実施してみる予定である」と示した。
マイナ保険証∶スマホ資格確認書の「掟破り」を試してみたい
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2026/02/20/110928
今回は実際に「掟破り」を試してみたので、その結果を報告する。
<破ってみたいスマホ資格確認書に関する「掟」>
破ってみたいスマホ資格確認書に関する「掟」は、「厚生労働省が決めた以下の規則」と「その規則に従って運用される資格確認書表示アプリの仕様」である。
①スマホ資格確認書は、そのアプリで表示しなければならない。そのアプリで表示する方法が面倒である。
②表示情報はまったく同一でも、アプリで表示される資格情報を事前にスナップショットしたものを提示することは認められていない。
③通信障害などによりマイナ保険証で認証ができない場合は、代替として「資格情報のお知らせ」や「事前に資格情報をスナップショットしたもの」を提示することが認められているが、スマホ資格確認書の場合はたとえ通信障害などでそのアプリが使えない場合でも代替が許可されていない。その場合は、自分が入っている保険組合に連絡して、保険組合から医療機関に資格確認結果を伝えて貰う。
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2025/12/25/111420
そこで、資格確認書表示アプリで資格情報を表示する方法の面倒さや、通信障害発生時の面倒さを回避する方法としては、運用規則としては禁止されている「アプリで表示される資格情報を事前にスナップショットしたものを提示する」が「掟破り」の具体的方法になる。
<実施結果と感想>
まったく何の問題もなく、極めてあっさり通った。考えてみれば、当然の結果だろう。アプリで表示される情報とスナップショットで表示される情報は、次の情報以外はまったく同じだから。
<アプリで表示される情報>
有効期限:1時間のタイマーが刻々と1秒ずつ減少
<スナップショットで表示される情報>
有効期限:スナップショットを撮った残り時間
<実施結果についての考察>
1:アプリで刻々と減少する有効期限を表示する訳
推察だが、以下の理由が考えられる。
(1)セキュリティ向上のためというお題目があるのかも知れないが、運用ではセキュリティを重視しているとは思えない。
(2)資格確認書の使い勝手をマイナ保険証の使い勝手よりも悪くして、マイナ保険証に誘導しようという狙いがあるのだろう。
(3)運用も考えると、「アプリで刻々と減少する有効期限を表示する」という仕様は、ほとんど意味がない。「これでセキュリティが向上できる」と考えたシステム設計者の自己満足向上の意味しかないように思われる。
2:スナップショットでもあっさり通った訳
(1)アプリとスナップショットの違いは、有効期限が減少していくか固定されているかだけなので、違いを認識するのは極めて困難である。
(2)病院に対して、「アプリのみOKでスナップショットではNG」という指導はしていないと思われる。
(3)病院としては、資格情報のみを知れれば十分で、刻々と減少していく有効期限情報などほとんど意味がない。
<今後の受診時のベストな資格確方法>
1:実施結果から今後の受診時のベストな資格確方法に関して、以下の通り更新する。
(更新前)
スマホ資格確認書[アプリ表示]
(更新後)
スマホ資格確認書[スナップショット]
2:スマホ資格確認書[アプリ表示]とスマホ資格確認書[スナップショット]の比較
(1)機能の比較
スマホ資格確認書[アプリ表示]は、通信環境やサーバーが正常に稼働していることが必須であるが、スマホ資格確認書[スナップショット]は通信環境やサーバーが正常に稼働していなくても、表示できる。
(2)表示時間の比較
スマホ資格確認書[アプリ表示]は、認証IDやパスワードを事前に控えていても表示するのに60秒以上はかかる。一方、スマホ資格確認書[スナップショット]は1〜2秒で表示できる。
3:スマホ資格確認書[スナップショット]の総合評価
スマホ資格確認書[スナップショット]の操作時間は、スマホ資格確認書[アプリ表示]の操作時間と比較して、驚異の30〜60分の1になる。しかも、通信環境などに左右されない。さらに、スマホ資格確認書は健康保険証と比較しても、カードを持ち歩かなくても良いというメリットがある。オフライン資格確認書と比較しても、ハガキサイズやA4サイズの持ち歩きに不便なものを持ち歩かなくても良い。
上記の考察から、スマホ資格確認書[スナップショット]の使い易さについては、健康保険証の使い易さを上回っている。そこで、最後に資格確認方法のベスト3を決めると、以下の通り。
(ベスト1)スマホ資格確認書[スナップショット]
(ベスト2)健康保険証
(ベスト3)スマホ資格確認書[アプリ表示]
4:健康保険証の完全終了
2026-03末で健康保険証が完全に使えなくなる。「仕方ない、嫌だがマイナ保険証に切り替えるか」と思っている方。あなたが入っている保険組合や協会けんぽなどが、スマホ資格確認書を提供しているかどうか分からないが、スマホ資格確認書[スナップショット]の使い易さは、健康保険証の使い易さを上回っている。スマホ資格確認書が提供されているなら、試してみてはどうか。
ついでに紹介しておくと、政府は認めていないがマイナ保険証と資格確認書の併用も可能なので、マイナ保険証も使ってみたいが資格確認書も使ってみたいという方は、以下を参照のこと。
マイナ保険証∶一度マイナ保険証を登録解除した人が、再度マイナ保険証登録した場合、資格確認書は返却しなければいけないの?
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2025/04/09/053749
マイナ保険証∶マイナ保険証と資格確認書の併用
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2025/12/04/100506
<保険組合加入者の受診時の資格確認方法の更新>2026-03-08追記
スマホ資格確認書に関して、アプリ表示に加えてスナップショット提示が追加されたので、保険組合加入者の受診時の資格確認方法を更新する。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1ot3zfuVJVJ-2NqUbla8zr7Zz3gRyw0SP7q_ysOVd2Ak/edit?gid=0#gid=0
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2025/12/25/111420
