投稿日:2025-12-25
- <健康保険証廃止後のベストな資格確認方法の提示>
- <家でのスマホ資格確認書表示で起きたこと>
- <マイナンバー総合フリーダイヤルに問合せ>
- <保険組合に問合せ>
- <結論>
- <感想>
- <注意事項>
- <参考資料>
<健康保険証廃止後のベストな資格確認方法の提示>
健康保険証の有効期限切れに伴い、これ以降の資格確認方法として、私にとっては「スマホ資格確認書がベストになりそう、また併用が可能であればスマホ保険証もたまには使ってみたい」と、以下の記事で述べた。
マイナ保険証∶スマホ資格確認書がベスト
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2026/01/21/144808
スマホ資格確認書に関して、政府が定めた「マイナ保険証登録している人には、資格確認書を提供しないという規則」、またその規則に従い保険組合が定めたスマホ資格確認表示規則「マイナ保険証を再登録してから解除申請するまでは、資格確認書表示をすることができない」がある。スマホ資格確認書を使うために、この2つの厳しい規則に従い、マイナ保険証登録解除申請を行った。解除申請書提出は2025-09-28で、実際に解除されたのは2025-12-01である。
2ヶ月超の苦難に耐え、晴れてスマホ資格確認書を使える身分になれた。実際に病院で利用する前に、事前に家でスマホで資格確認書をテスト表示してみよう。
<家でのスマホ資格確認書表示で起きたこと>
保険組合が提供する資格確認書を表示するアプリは、資格確認書表示だけでなく、健康増進などに役立つ情報提供や歩数などを記録する機能もあり、既にインストール済みだった。そのアプリに資格確認書を表示する機能が、最近追加されたことになる[2025-11末]。
喜び勇んでアプリを起動しようとしたが、起動できなかった。処理中を示すアイコンが回転するだけで起動しない。このアプリは、スマホ版だけでなく、PC版もある。試しにPC版でもエラーになった。
これは、エライコッチャ。今回は、家でのテスト表示だったので問題ないが、医療機関の窓口で発生したら、どないすんねん。あまりにも驚いたため、言葉使いが目茶苦茶になってしもうた。すんまへん。堪忍どすえ。
<マイナンバー総合フリーダイヤルに問合せ>
これは大変な問題だ。医療機関の窓口で発生した場合の対処方法をマイナンバー総合フリーダイヤルに問合せてみることにした。問合せの結果は、以下の通り。
<徐走人>
最近、私の加入している保険組合で、スマホ資格確認書が提供されたので、利用したいと考えています。スマホ資格確認書の利用方法で疑問点があるので、教えて下さい。
(質問)
スマホ資格確認書の利用では、スマホ資格確認書画面のスクリーンショットによる利用を禁止しています。もし、通信障害などが発生した場合、どのようにすれば良いのでしょうか?マイナ保険証では、資格情報のお知らせやマイナポータル画面や資格情報PDFファイルが代替えになりますが、スマホ資格確認書の代替えは何になりますか?
<マイナンバー総合フリーダイヤルの担当者>
マイナンバー総合フリーダイヤルでは、案内できません。保険組合に問合せて下さい。
<保険組合に問合せ>
これは大変な問題だ。医療機関の窓口で発生した場合の対処方法を保険組合に問合せてみることにした。問合せの結果は、以下の通り。
<徐走人>
マイナ保険証登録を解除しました。そこで、スマホでアプリにログインして資格確認書を表示しようとしましたが、処理中になったままログインできません。試しに、パソコンでログインしようとしたら、以下のエラーが表示されました。
【最初のエラー表示>】
接続に失敗しました。OKボタンを押して画面が変わらない場合、再度ログインボタンをクリックしてください
【OKボタンを押した後のエラー表示】
ただいまシステムが混雑しております。誠に恐れ入りますが、しばらく時間を置いてから再度アクセスしてください。
(質問)
今回は、家でのテスト表示だった[2025年12月07日 12時40分発生]ので問題ありませんが、医療機関の窓口で発生した場合、どのように対処すれば良いか教えて下さい。
<保険組合の担当者>
スマホでの資格確認書が使用できなかった場合は、健保より電話にて医療機関へ資格確認結果を伝えさせていただく等対応させていただく。ただし、通院のたびに何度も同じ状況が続くようであればハガキ型の資格確認書を交付する。
また、マイナ保険証(スマホのマイナ保険証利用含む)かつ再診の場合は、「過去の受信で請求に必要な資格情報を把握しておけば、患者への口頭確認」で良いが、スマホでの資格確認書の場合には適用されない。これは、健保が定めたものではなく、国が示している対応のため。
(備考)
この問題について保険組合と何回かやり取りするうちに、「徐走人の利用している医療機関を教えて貰えれば、その医療機関でどのような対応ができるか確認する」という連絡があり、医療機関の名前や電話番号などを知らせると、「再診の場合は診察券等情報等をもとに資格確認をしていただけるとのことです。何等かの事情でスマホの資格確認書が使用できない場合は、医療機関窓口にお申し出ください。」との回答を頂いた。
保険組合とのやり取りを整理すると、受診時の資格確認方法は下図の通りになるようだ。

<結論>
私のケース[加入している保険組合&通院している医療機関]に限るかも知れないが、通信障害などによりスマホでの資格確認が使用できなかった場合は、再診ならば診察券等情報等をもとに資格確認をして貰えるので、「スマホ資格確認書+診察券」で受診する。
<感想>
<デジタル庁や厚生労働省やマイナンバー総合フリーダイヤルに対して>
「健康保険証とほとんど同じ機能だが若干使い勝手を悪くした資格確認書」という意味不明なものを生み出さざるを得なかったのは、「健康保険証を廃止して無理やりマイナ保険証にしようと目論んだが、その目論みが見事に失敗した」ためである。なので、資格確認書についてもマイナンバー総合フリーダイヤルで対応すべき対象であるが、「資格確認書は、保険者が発行するものでマイナンバーとは関係ありません、保険者に聞いて下さい。」という方針に腹が立つ。資格確認書についても、もっと責任をもって保険者を管理監督して欲しい。資格確認書の仕様や返却規則なども保険者任せにせず、統一して欲しい。
<保険組合に対して>
通常の資格確認方法として「インターネットを利用して、最新の資格確認情報を取得し表示する」というのは悪くないが、通信障害など何らかの理由で電子的資格確認書が使えない場合、「いちいち保険組合と医療機関とがやり取りする」方法ではなく、マイナ保険証と同様に個人で解決できる代替手段を用意して欲しい。
<再診の場合は診察券等情報等をもとに資格確認>
保険組合からの回答が、「診察券等情報等」という「等」が2つも並ぶ回答だった。ことによると、「等」が2つもつく回答だったので、「スマホ資格確認書画面のスクリーンショット等」でもOKかも知れない。
<注意事項>
(1)資格確認書は、自分の入っている保険組合や保険協会などによって異なるそうだ。健康保険証と同じカードサイズのものもあれば、A4サイズのもあるらしい。私の入っている保険組合は、これまではハガキサイズの資格確認書で、2025-11下旬からはスマホ資格確認書も追加された。この記事を参考にされる方は、自分の入っている保険組合や保険協会などに確認して欲しい。
(2)「今までの健康保険証は、2025-12-02以降に自分で廃棄するように」とのことだが、これはあまり早々には実施しないほうが良さそう。理由は、以下の通り。
①マイナ保険証について、前言撤回を何度か行ってきた。「暫定措置として、来年3月末までは今までの健康保険証を利用できる」としたものを更に延長する可能性もなくはない。
②今までの健康保険証を一旦廃棄してしまうと、健康保険証の発行は既に終了しているので、再発行できない。
