slowjoggerのブログ

徐走人の雑記帳

マイナ保険証∶スマホ保険証を使ってみた

投稿日:2025-10-26

<マイナ保険証:登録解除中&スマホ保険証開始で再登録予定>

 以前、マイナ保険証については、「登録解除中だがスマホ保険証が開始すれば、再登録する予定である」ことを報告した。

マイナ保険証∶一度マイナ保険証を登録解除した人が、再度マイナ保険証登録した場合、資格確認書は返却しなければいけないの?
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2025/04/09/053749

 2025-09-19から一部の医療機関で、スマホ保険証が始まったので、予定通りマイナ保険証を再登録した。また、スマホ保険証を利用するためには、iPhoneのWalletアプリにマイナカードを登録する必要がある。

<月1回の通院>

 月1回、眼科に通院している。早速、スマホ保険証が使えるか聞いてみると、使えるとのこと。マイナカード読み取り機の横に、名刺サイズくらいで高さが5〜8mm程度の黒いスマホ読み取り機が設置されていた。

<利用した感想>

 操作はそれほど難しくない。医療機関での操作は、以下の手順で行う。
スマホ保険証を利用することを、マイナ保険証受付機で指定し、操作端末がiPhoneAndroidかを選ぶ。
② 操作端末がiPhoneの場合、 iPhoneAppleウオレットに登録したマイナカードを表示させた状態で、サイドボタンをダブルクリックする。
iPhoneの個人認証方式がFaceIDの場合、顔認証を実施してから、スマホスマホ読み取り機にかざす[少し長めに]。
④診療情報などの利用に同意するかどうかに回答する。

 これで、マイナカードをまったく使わずに診療が受けられる。健康保険証と比較して多少の面倒さはあるが、「マイナカードを持ち歩かずに診療が受けられること」と、iPhoneの場合だが「暗証番号を利用せずに認証できること」は評価できる。

<マイナ保険証を強引に推進する不自然な仕様>

 診療情報などの利用に同意するかどうかは、任意のハズである。しかし、マイナ保険証を強引に推進する政府はどうしても「すべて同意」に導きたいらしい。

「すべて同意」ならばワンタップで回答できるが、「すべて不同意」を含むそれ以外の場合は4タップ以上タップする必要がある。
①同意方法の確認:「個別に同意する」をタップ
②同意情報の引き継ぎ:「選択し直す」をタップ
③個別同意画面1:「同意する」または「同意しない」をタップ
④個別同意画面2:「同意する」または「同意しない」をタップ
⑤個別同意画面3:「同意する」または「同意しない」をタップ

マイナ保険証:「医療情報についての同意・不同意の確認方法」に関する詐欺的仕様変更
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2024/11/04/073144

顔認証付きカードリーダーの同意画面の改善
https://share.google/GlBI39WvOMADVrbHU

厚生労働省またはデジタル庁への素朴な疑問>
 「個別に同意する」場合、タップ数が増えるのは理解できますが、「すべて不同意」をワンタップで操作できない仕様にした理由が理解できません。頭の悪い徐走人にも分かるように説明して頂けませんか?

スマホ保険証か資格確認書か?>

 スマホ保険証で、診療情報などの利用に同意するかの質問に対して「すべて同意」する場合、健康保険証と比較して多少の使い勝手の面倒さはあるが、合格点を満たしている。
①マイナカードを持ち歩かずに、マイナ保険証が使える
スマホのみで、かつiPhoneの場合は暗証番号を使わずに個人認証が行える
③健康保険証ほど便利ではないが、それほど面倒な操作は必要がない

 しかし、診療情報などの利用に同意するかどうかについての、「すべて同意」に導こうとするネジ曲がった仕様が気に入らない。健康保険証が使えなくなる2025-12-02以降は、以下のどちらで受診しようか?
スマホ保険証
ハガキサイズの資格確認書

 スマホ保険証は、操作の面倒さはほとんどないが、受診する際に「すべて同意」をタップさせられる度に感じる不愉快さに耐える必要がある。ハガキサイズの資格確認書は、健康保険証と同じように単に病院受付に提出するだけで済むが、ハガキサイズの資格確認書を持ち歩くのは面倒である。

 さてどうしたものかと悩んでいたら、私が入っている保険組合から、「2025-11下旬からスマホで確認できる資格確認書を提供予定」という知らせが届いた。スマホ保険証かハガキサイズの資格確認書という選択肢に、「③スマホ資格確認書」という選択肢が増えることになる。
 スマホに表示される資格確認書を病院受付で見せるだけで済むのなら、スマホ資格確認書になりそう。

<マイナ保険証について思うことなど>

(1)政府が進めたマイナ保険証推進方法は、間違いが多かった。
健康保険証を廃止して、強引にマイナ保険証を推進させようとした。このため、健康保険証とほとんど機能的に違いのない資格確認書などが生まれた。
A:マイナ保険証:七つの顔を持つ男
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2024/12/17/075659
B:マイナ保険証:マイナ保険証一本化で生まれてしまった意味不明なもの
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2024/11/12/060904
C:マイナ保険証:マイナ保険証一本化で「資格情報のお知らせ」や「資格確認書」という意味不明なものが生まれてしまった訳
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2024/11/10/085053
マイナカードを基本とし、それをいつも携帯するようにさせようとしたが、紛失時の恐れなどから、広まらなかった。
③多くの税金を投入してマイナ保険証を推進しようとしたが、その税金の使い方は給付金のバラマキなどに使われ、本来のマイナ保険証の使い勝手を良くしたり、信頼性を高めたりすることには、あまり使われなかった。
A:マイナ保険証:「氏名の●表示」は、仕様なのかい、仕様じゃないのかい?
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2024/12/13/081827
B:マイナ保険証:あなたは政府の詐欺的な広報に騙されていませんか?
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2024/11/28/081907
C:「マイナ保険証一本化」と「技術の進化」との根本的違い
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2024/12/05/075959
マイナ保険証推進することそのものが目的になってしまった。
マイナカードを基本とせず、はじめからスマホを基本とすべきだった。
(2)現状、マイナカードを持っている人やマイナ保険証登録している人は非常に多いが、マイナ保険証を実際に使っている人は30%程度とのこと。
①これは「マイナカードを作ったりマイナ保険証登録した人などに給付するという無駄なお金の使い方がほとんど」で、「マイナ保険証の使い勝手を良くしたり、信頼性を高めたりすることに努力しなかった」ためと考える。
②現状、マイナカードは10年ごと電子証明書は5年ごとに更新しなければならないという規則があるため、有効期限切れを起こす人が多くなり、更新しない人が増える可能性がある。従って、これから先もマイナ保険証を実際に使う人は増えないのではないか。
③私自身は、今年でマイナカード作成後10年を迎えたので、更新手続きを行った。マイナ保険証はほとんど使わないが、毎年確定申告でマイナカードを使うので、更新した。
(3)私自身は、マイナ保険証登録は2度行い、2度登録解除した。1回目のマイナ保険証登録時には1回だけマイナ保険証を利用し、2回目のマイナ保険証登録時には2回だけマイナ保険証を利用した。どちらもマイナ保険証の使い勝手を確認するためだった。
①1回目のマイナ保険証利用では、健康保険証のほうがマイナ保険証より使い勝手が良いことと、マイナカードを持ち歩く危険性から、すぐに登録解除した。
②2回目のマイナ保険証利用では、スマホ保険証の使い勝手を確認した。2回使ってみたのは、診療情報などの利用に同意するかどうかについて、「すべて同意」と「個別に同意」の違いを確認するためである。
③まだ、これ以降スマホ保険証にするか、スマホ資格確認書にするかは決定していないが、まずは2度目の登録解除申請を行った。
[理由]
マイナ保険証登録者には、スマホ資格確認書は送られてこないし、マイナ保険証登録作業は瞬時に行えるが、マイナ保険証登録解除作業は2ヶ月以上掛かるからである。
A:マイナ保険証:「使い勝手が現行の保険証並に良くなるまでは、現行の保険証または資格確認書を使ってやるぞ!」(その3)
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2024/12/02/072522
B:マイナ保険証:やっと登録解除された
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2025/02/06/101819
C:マイナ保険証の登録解除を書面でしか受付けない理由らしきもの
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2024/10/26/122014

<その他>

(1)資格確認書は、自分の入っている保険組合や保険協会などによって異なるそうだ。健康保険証と同じカードサイズのものもあれば、A4サイズのもあるらしい。私の入っている保険組合は、現状はハガキサイズの資格確認書で、2025-11下旬からはスマホ資格確認書も追加される。この記事を参考にされる方は、自分の入っている保険組合や保険協会などに確認して欲しい。
(2)政府には、これまで行ってきたマイナ保険証推進策を見直して欲しい。ぼとんど期待できない儚い夢かもしれないが、総理大臣も新しくなったし、公明党が与党から離脱したこともあるので、一応お頼み申し上げます。