投稿日:2025-02-14
<確定申告を毎年実施>
ほぼ毎年、確定申告を行っている。理由は、以下の通り。
①いくつかの証券会社で投資信託を行っている。
②その投資信託で、収益を得たり、逆に損失を出すこともある。
③すべての証券会社に対して、「特定口座(源泉徴収あり)」で取引している。
多くの場合に税金を払い過ぎているので、税金の還付申告を行うため、毎年確定申告を実施している。e-Taxで確定申告する前から、確定申告を実施していた。e-Taxでの申告は、2016年分[平成28年分]から実施している。税務署に行って行う確定申告より、e-Taxで確定申告するほうがずっと便利だが、e-Taxにも問題点がある。
<2024年分のe-Taxによる確定申告で発生したトラブル>
去年分の確定申告に必要な書類が用意できたので、e-Taxによる確定申告の準備を始めた。e-Taxによる確定申告を毎年行っているが、毎回なんらかのトラブルが発生する。今回は2024年分[令和6年分]の確定申告で発生したトラブルとその対処方法について、紹介する。
<三菱UFJ eスマート証券のマイナポータル連携にひと苦労>
三菱UFJ eスマート証券[旧auカブコム証券]のマイナポータル連携のやり方が良く分からなかった。
<実際に試したこと>
マイナポータルにログインし、「マイナポータルの外部サイトとの連携-e-私書箱」にアクセスした。そこに「企業を追加」というメニューがあるので、その一覧にある「三菱UFJ eスマート証券」を選んでみたが、エラーになる。エラーの詳細は定かでないが、以下のような文面だったと思う。
===発生したエラー(ここから)===
弊社「電子交付サ-ビス(e-私書箱)」よりご登録のうえ、ご利用下さい。また、三菱UFJ eスマート証券とのお取引のない方はご利用頂けませんので、ご了承ください。
【三菱UFJ eスマート証券ページへのリンク】
===発生したエラー(ここまで)===
<確認したこと>
三菱UFJ eスマート証券のページで、既に以下の設定になっていることを確認した。
①「らくらく電子交付 報告書等(年間取引報告書等)」 :申込済
②「特定口座年間取引報告書XMLデータ」 : 申込済
<問合せ>
原因が分からないので、三菱UFJ eスマート証券に電話で問合せた。しかし、問合せ担当者は原因が分からないので、調べて結果を登録しているメールアドレス宛に送るとのこと。
<メールでの回答>
確認を取らせていただきましたが、当社の方でe-taxと連携出来ない原因が特定できず、以下のお問い合わせ窓口にて、お問い合わせをお願いいたします。
マイナポータルの「外部サイトとの連携」機能を利用して、e-Taxと連携できます。連携方法は、下記マニュアルをご確認ください。< https://img.myna.go.jp/manual/sitemap.html#sitemap03-04 >
なお、e-Taxのホームページにも連携方法の記載がありますので、ご確認ください。< https://www.e-tax.nta.go.jp/mynaportal/index.htm >
また、e-Taxの画面でエラーが発生する場合は、以下のチャットボットをご確認ください。
●チャットボット「税務職員ふたば」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/chatbot/index.htm
チャットボット(ふたば)に質問する|国税庁
<独自の追加調査>
三菱UFJ eスマート証券の回答では解決しなかったので、独自に追加調査を行った。Google検索で、「三菱UFJ eスマート証券 マイナポータル連携」で検索したところ、以下のページを見つけた。
マイナポータル・e私書箱 連携手続
https://kabu.com/investment/guide/syoukenzeisei/tokutei/myna_epob_link.html
このページの手順の中で「手順B e-私書箱のアカウント設定」を実施していないことを知った。手順Bの内容は、以下の通り。
(1)マイページ・資産管理
「マイページ-資産管理-電子交付-報告書等」をクリックし、「確定の際にご利用いただける年間取引報告書XMLデータは【こちら】からご利用ください。」の【こちら】をクリックする。
(2)電子ポストトップ
「e-私書箱連携」をクリックします。
(3)e-私書箱連携
「e-私書箱につなぐ」をクリックします。
(4)e-私書箱ログイン
「初めての方はこちら(アカウント登録)」をクリックし
(5)もっとつながる
「e-私書箱(野村総合研究所)」の右側にある「つなぐ」をクリックします。
(6)つながる同意確認を
「同意」をクリックします。
(7)利用案内→アカウント登録
(8)同意画面
(9)新規登録
(10)カード認証
(11)アカウント開設
(12)つながる完了
(13)企業サービス遷移
(14)アカウント登録完了
<感想>
(1)マイナポータル連携とは、その名称が示すようにマイナポータルと証券会社などの企業とを連携する機能である。証券会社の場合、「年間取引報告書の情報をxmlファイルで連携する」ことにより、確定申告書を作成するときに必要になる入力作業を軽減できる。
(2)マイナポータル連携は便利な機能だが、マイナポータルと企業の間の機能であるため、三菱UFJ eスマート証券の担当者も熟知していないことがあるようだ。私がGoogle検索で見つけたページ「マイナポータル・e私書箱 連携手続」の存在を知らないだけでなく、数日間調べても見つけられなかった。
(3)三菱UFJ eスマート証券の場合、マイナポータル連携機能を見つけにくい場所にあると思う。
【現状】
「マイページ-資産管理-電子交付-報告書等」をクリックし、「確定の際にご利用いただける年間取引報告書XMLデータは【こちら】からご利用ください。」の【こちら】をクリックする。
【指摘】
上記の書き方で、マイナポータル連携を行うページのリンクだと分かる人はいるのだろうか?
【改善案】
①「マイページ」の直下に「マイナポータル・e私書箱 連携手続」ページへのリンクを載せる。
②現状のリンクは、以下の通り変更する。
「マイページ-資産管理-電子交付-報告書等」をクリックし、【マイナポータル・e私書箱 連携手続/年間取引報告書XMLデータダウンロード】とする。
(4)マイナポータルの「マイナポータルの外部サイトとの連携-e-私書箱-企業を追加」も紛らわしい。これがマイナポータル連携と勘違いする人が多いのではないか?改善案としては、以下の通り。
①標準的な仕様を提示して、その標準的仕様に従って、各企業はマイナポータル連携機能をサポートするよう促す。
②マイナポータルでは、その標準的仕様を公開する。
