slowjoggerのブログ

徐走人の雑記帳

マイナ保険証:「使い勝手が現行の保険証並に良くなるまでは、現行の保険証または資格確認書を使ってやるぞ!」(その2)

投稿日:2024-11-29

<マイナ保険証に対する私の方針の表明>

 政府が様々な手を使ってマイナ保険証を強制化しようとしていることに関して、以下の記事で私の方針を表明した。

マイナ保険証に対する私の方針
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2024/09/30/082640

 この中で、『「使い勝手が現行の保険証並に良くなるまでは、現行の保険証または資格確認書を使ってやるぞ!」という意気込みで対抗して行こうと思う。』と述べ、その第一弾として以下の記事を書いた。

マイナ保険証:「使い勝手が現行の保険証並に良くなるまでは、現行の保険証または資格確認書を使ってやるぞ!」(その1)
https://slowjogger.hatenablog.jp/entry/2024/10/04/074512

<保険組合への最初の問合せとその回答>

 前節で示した記事の中で、保険組合に「資格確認書を送って貰うため、マイナ保険証の登録解除したい。どのような手続きをすれば良いか?」と問合せをしたところ、最終的に以下の回答を頂いた。

===最終回答(一部抜粋)[ここから]===
 マイナ保険証の利用解除について 改めてご連絡させていただきました。大変申し訳ないのですが、現状詳細の手続きをご案内することが できない状態でございます 。解除申請書に関しましては、健保で準備が出来次第、徐走人様のご自宅宛に郵送させていただければと思います。
===最終回答(一部抜粋)[ここまで]===

 一般的には、2024-10-28からマイナ保険証の登録解除ができることになっているが、私が入っている保険組合からは何の音沙汰もない。「便りのないのは良い便り」ということわざがあるが、このまま保険組合から便りが届かないと、マイナ保険証の登録解除ができず、資格確認書を送って貰えないことになる。つまり、「便りのないのは悪い便り」ということになる。「健保で準備が出来次第、徐走人様のご自宅宛に郵送させていただければと思います」というお知らせは良かったのだが、どのような見通しなのか知りたい。保険組合へ問合せしてみよう。

<保険組合への問合せとその回答>

 私が加入している保険組合へ問合せしてみた。

【徐走人】
マイナ保険証の解除申請開始は、いつ頃でしょうか?スケジュールを教えて下さい。また、どのような方法で、解除申請できるのかも教えて下さい。

【保険組合の担当者】
お待たせしており申し訳ございません。
12月2日以降、マイナ保険証の利用登録解除ができます。健保所定の「マイナンバーカードの健康保険証利用登録の解除申請書」を送付いたしますので、必要事項をご記入のうえ、健保までご提出ください。

【徐走人】
オンラインでの申請は、検討しないのでしょうか?しないのならば、何故しないのでしょうか?

【保険組合の担当者】
ご質問いただきました件ですが、国からの通知に則り、解除申請書への記入をご依頼させていただいたうえで受付とさせていただいております。

【徐走人】
オンラインで受付けている組織もあります。組合と組合員の双方にとって、便利で無駄の少ないシステムを検討願います。手書きで申請書を記入して郵送するのは、今の時代には合いません。

【保険組合の担当者】
頂戴した貴重なご意見に感謝し、今後のサービス改善に努めさせていただきます。

【徐走人】
一つ質問させて下さい。回答できるならば、回答願います。技術的には可能であるオンライン手続きを実施しない理由は、オンライン手続きで受付けると、健保組合に政府からの何らかのペナルティを受ける可能性があるのでしょうか?

【保険組合の担当者】
現状特段ペナルティ等は設けられておりません。

【徐走人】
では、既にオンラインで実施している組織を参考にして、便利で効率の良いシステムにして頂けるよう改善をお願いします。

【保険組合の担当者】
頂戴した貴重なご意見等を参考に、今後のサービス改善に努めさせていただきます。

<感想>

(1)オンラインでの解除申請を用意しないのは、「できるだけ解除をさせたくないという保険組合の考え」だろうか、それとも「できるだけ解除をさせたくないという政府の考え」への忖度だろうか?
(2)オンラインでの解除申請に関して、「特段ペナルティ等は設けられておりません」という保険組合の回答だが、マイナ保険証推進のために、政府は以下などのアメとムチを使ってきた。似たような仕組みにしているのだろうか?
①マイナ保険証を利用した患者数の増加状況に応じ、病院に最大20万円、診療所と薬局に同10万円を支給する。後半は支給額を2倍に。
②マイナ保険証が使えない医療機関マイナンバー総合窓口に通報して。
(3)多分、「やることにはならないだろうと思われる定型文」、または「やることになるとしても近い将来ではないことを保証する定型文」
①サービス改善提案に対するサービス提供元の「今後のサービス改善に努めさせていただきます」
②政治家の言う「前向きに検討いたします」
③政治家の言う「善処いたします」